正月、しめ飾りをつけている車はごくわずかになってしまった。我が家の住んでいるマンションでは駐車場15軒の自動車すべてしめ飾りなし。3が日で外出時すれ違う車に1台だけ見かけた。一方、門松は一般の家では見かけないが、神社、小売店などで立派な門松はいくつか見かけた。もはや個人の家で門松をたてて正月を祝うという当初の意味はうすれて商業主義の神社や小売店の客寄せツールになってしまったようだ。そういう意味では年末のクリスマスツリーと同じかな。ほとんど正月ということの意味をなしていない。どんどなどもつながりが断ち切られている。米作の歴史は忘れられようとしているともいえるだろう。